わいらぼ

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OM SYSTEM OM-1の発表について思うこと。

2022/02/15。遂にOLYMPUS映像事業の血を引く新生OMDS初のフラッグシップ機、OM-1が発表された。

 

スペックを見ると驚くことばかり。

1053点オールクロス像面位相差AF、対応レンズだけとはいえAF/AE追従50コマ/秒の狂気じみた連写性能、非対応レンズですらもAF/AE追従で25コマ/秒、念願だった4K60pへの対応、AF-ONボタンの独立、最高ISOが102400となったことによる高感度性能の進化、AF低照度限界が-6EVとなった事による低照度性能の進化、ファインダーの576万画素OLEDパネルへの正当進化、背面液晶の162万画素への正当進化等…

それでいてサイズ感は先代のE-M1 Mark Ⅲとほぼ同等、グリップはE-M1Xのものを反映、更にはOLYMPUSお得意の防塵防滴等…

 

これ程までに心の底から私が「欲しい」と思ったカメラはないだろう。

非対応レンズでも25コマ/秒のAF/AE追従連写が可能ということは、300mm F2.8や90-250mm F2.8、150mm F2等の人気高いフォーサーズレンズを、大幅に底上げされたAF・低照度性能・連写性能で取り扱えるということを意味する。

古くからあるものを見捨てずに順当な高性能化を果たした事には賞賛を送らざるを得ない。某C社とは大違いだ(笑)

 

OLYMPUSの映像事業部の売却による独立については将来性などの観点から悲観的に見ていた人やその身を案じる人も多数見受けられたが、私としては映像事業部のみ独立させて1つの企業により、会社全体が総力を上げてより良い製品の開発に特化できる環境が整った為、まさに最高の選択だったと思う。

OLYMPUSファンの1人として今後も変わらず応援し続けていきたい。

 

願わくはこれを買って150-400mm F4.5とともに関西圏へ遠征したりしたいのだが、現時点では夢のまた夢…

 

ただ1つOMDSへの要望を書くとすると、明るい望遠・超望遠レンズを大幅に拡充してもらいたい。

400mm F2.8とかどうだろう?スペックだけ見れば大きく重くなるのは必至だが、800mm F5.6相当のレンズを2段明るいF値で扱えて、しかもより小さいということは、それも1つの「小型軽量化」と見ることが出来るのではないだろうか?